シャロン・シーと見習人タカピーの雑記ブログ

不労所得でセミリタイヤを夢見る社労士と見習職員が気ままに情報配信していきます☆

圧倒的なウリとは?

皆さん、こんにちは!シャロン・シーです!

 

先日、ブックオフに行った際、一際目立つタイトルの本を見つけてしまったので、つい衝動買いをしてしまいました。

 

その本のタイトルは、「オレなら3秒で売るね!」

 

著者は、日本では知る人ぞ知る、米国カリスマ・マーケッター、マーク・ジョイナーさん!!

 

タイトルが大げさな本は、よく内容にがっかりすることが多いのですが、この本は違っていました。

 

マーケティングに関して素人の私でも、マーケティングの神髄に触れることができ、モノを売るためのおもしろさや消費者マインドを学ばせていただきました。

 

上から目線の荒々しい文章でしたが、とてもわかりすく、読み終わった後にすぐにでも実践してみたいという衝動が湧いてくる、人に薦めたくなる良作でした。

 

この本で、マークさんが一番伝えたかったこと、それは、お客さんが財布のひもを緩めて、あなたの商品を迷いなく買ってくれるためには、「圧倒的なウリ」が必要だということです。

 

「圧倒的なウリ」とは何か?

 

「圧倒的なウリとは、あなたが扱う売り物やサービスがどんなものであるかをハッキリと相手に伝えることができて、「これを見逃すのはバカだ」と思うほどのお得な取引だということを、明確かつ要領よく訴えるものだ」とマークさんは言っています。

 

つまり、圧倒的なウリは、多くの雑音を切り裂いてお客さんの耳に届き、お客さんの心に引っかかる。そして、お客さんのイマジネーションに火をつけ、その商品に飛びつかせるほどの熱狂的な購買意欲をかき立たせる。


そんな魔法のような売り方なのです。

 

どうしたら「圧倒的なウリ」が作り出すことができるのか?

 

マークさんは、この圧倒的なウリを作り出すためには、3つの要素が必要になってくると言っています。

 

1.高い費用対効果

→お客さんがあなたの商品に期待していた以上の価値を見出す

 

2.売り文句

→お客さんの注意を引き、名前を覚えてもらい、さらにはお客さんの購買意欲を掻き立て、その場ですぐにあなたの商品を買いたいと思わせることができる売り文句をつくる

 

3.信頼性

→あなたの「やっていること」と「言っていること」が一致していることを証明する。見込み客があなたに対して不信感を抱かせないようにする。

 

これらの要素を兼ね備えた「圧倒的なウリ」の代表例が、みなさんも良く知っているドミノピザです。

 

「30分以内にデリバリーできなければ代金無料」

 

この売り文句は、誰もが一回は聞いたことがある名文句です。

 

ある事件をきっかけに裁判を起こされ、「30分以内に着かなければ無料」という看板を下ろさなけばならなくなりましたが、1993年まではピザ・デリバリー業界1位の座をずっと守ってきました。

 

ドミノピザの成功を解読すると、次のようになります。

 

1.高い費用対効果 

→ピザの味は最初は不評だったが、企業努力で美味しいピザをお手頃価格で提供。お客さんがお腹がすいたとき、すぐにピザを提供(30分を過ぎれば無料で食べられる)

 

2.売り文句 

→説明するまでもなく、消費者の心を離さない売り文句

 

3.信頼性 

→30分を過ぎた場合に代金をもらわないことを徹底することでお客さんの信頼獲得。

 

今回紹介したのは、ほんの一部ですが、この本にはお客さんが迷いなく商品を買ってくれるめのヒントがたくさん隠されています。

 

自社の商品が売れなくて困っている、売上げが伸び悩んでいるとお悩みになっている経営者の方は、ぜひ一読してみるといいかもしれません。

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

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参考書籍:「オレなら3秒で売るね!」

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